D&D5eウィザードサブクラス攻略/死霊術の学派

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死霊術の学派はネクロマンサーであり、この学派に属するウィザードは総じてアンデッドに対する興味から成り立っています。

不死への興味があるのか、誰かを蘇らせたいと思っているのか、物言わぬ従順な僕を欲しているのか理由は様々ですが、彼らは善であるか悪であるかに関わらず、一般的に忌避され、禁忌とされる死霊術の学派に集うことになります。

ネクロマンシーの実践者たちは邪悪なのでしょうか?彼らの魔法を見ていきましょう。

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死霊術の専門家

この学派を2Lvで選択すると、死霊術を魔法書に記すための時間と金額が半分になります。

死霊術は、ほとんどの社会でタブーとされており、死者を操る方法が書かれたネクロノミコンが街の図書館にあることは稀でしょう。

つまり、あなたは死霊術を使う敵や巻物を冒険で探す必要があります。そのため、他の学派よりも少しこの能力を活用するのは大変でしょう。

序盤では運がよければ、コーズ・フィアーフォールス・ライフなどの死霊術呪文を手に入れることができるかもしれません。

実は死霊術の学派にとって、本当の意味で必須といえる呪文はアニメイト・デッド以外にありません。

あまり積極的に死霊術の呪文を取る必要性は薄く、あなたがどうしてもその呪文を欲しているとかでない限り、旅先で手に入れるのを期待するでも良いかもしれません。

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生命刈り取り

2Lvの時点で、君は1ターンに1回、呪文レベル1以上の呪文で1体以上のクリーチャーを殺した際に、君はその(呪文レベル*2)ヒットポイントを回復する。
その呪文が死霊術系統なら、(呪文レベル*3)になる。人造クリーチャーやアンデッドを殺すことによっては、この利益を得ることはできない。

ウィザードにはヒットポイントを回復する呪文はあまりなく、敵を倒したときに回復できるようになるのは素晴らしいことです。しかし、少し回復量が少ないですね。

1ターンに1回、かつ同時に何体倒しても回復量は変わらないため、敵を3Lv呪文で倒したなら常に6点、死霊術なら9点です。

死霊術で敵を倒すと若干回復量の係数が上がりますが、特にこだわる必要はないでしょう。

また、死霊術はどちらかというと敵にデバフを与えるのが主で、特に低レベルのうちはダメージを与えることをあまり得意としていません。(レイ・オブ・シックネスやヴァンピリックタッチなどがありますので、ダメージを与えられないわけではありませんが、傾向として)

レベルが上がってくると、ブライトエナヴェイションサークル・オブ・デスフィンガー・オブ・デスなど高威力の死霊術も増えてくるため、どちらかというとレベルが上がってきた時の方がありがたみを感じると思います。

裏技のような使い方としては、味方が殴り倒した敵に全て”手加減”を宣言してもらいましょう。

そして、戦闘終了後にフレイミング・スフィアーのような継続的にダメージを与える呪文を使い、1体ずつ殺して1分間のあいだヒットポイントを回復することができます。

この方法で3体ほど倒せれば、2レベルスロットを使ったキュア・ウーンズと同じぐらいは回復するでしょう。

面倒ですが、イザというときの回復手段には使えると思います。

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アンデッド使い

6Lvの時点で、君はまだ呪文書にアニメイト・デッド呪文がなければそれを加える。
そして、アニメイト・デッド呪文を発動する際、君は追加で1つの死骸または骸骨を目標とし、これによって1体多くのゾンビまたはスケルトンを生み出すことができる。
さらに、君は死霊術呪文でアンデッドを生み出すときに常に追加で以下の利益を得る。
・そのクリーチャーの最大ヒットポイントは君のウィザードレベルと等しい値だけ増加する。
・そのクリーチャーは武器ダメージ・ロールに君の習熟ボーナスを加算する。

この学派を学ぶ一番の理由。

アニメイト・デッドを既に持っていた場合、代わりの呪文を覚えられないことにあなたはあまり満足していないと思います。

その気持ちはよくわかりますが、無料のアニメイト・デッドを覚えるために1レベル待つというのは堅実な方法です。

この学派に入った以上、アニメイト・デッドを覚えるつもりだったのでしょうから、それが5Lvになるか6Lvになるかの違いになります。待ちきれないなら自前で覚えてしまいましょう。

アニメイト・デッドは通常、あなたの使用した呪文スロットのレベルに基づいて召喚されます。

召喚されるクリーチャーの総数は3Lv呪文スロットだと1体ですので、あなたは3Lv呪文スロットを使ってアニメイト・デッドを唱えた場合、この呪文を2回唱えたのと同じ効力を得ることになります。これは価値がありますね。

高レベルの呪文スロットで唱えた場合、レベルが1上がるごとに召喚できるクリーチャーの数が2体ずつ増えていきますので、この+1体の価値は少し下がることになります。

また、ある程度召喚した場合、この呪文は新しくアンデッドを増やすのではなく、支配権を維持するための呪文になり、こちらには+1体の効果はかかってきません。そこは少し残念です。

とはいえ、この能力には後半部があり、それによってこの呪文はより価値あるものになっています。

後半部分のバフは、アニメイト・デッド呪文に限定されていません

つまり、より高レベルのクリエイト・アンデッド呪文や、ターシャ本環境ならインスタント召喚できるサモン・アンデッドといった呪文にも適用できるのです。

ヒットポイントへのボーナスは少々頼りないですが、レベル20でヒットポイント20は効果がないわけではありません。

あなたのアンデッドを倒すためには、通常よりも20多くダメージを与えなければならず、これは一発ぶん多く耐える可能性があることを意味しています。印象が薄いとはいえ、貴重なものです。

ダメージへのボーナスがこの能力の真骨頂です。あなたの手下であるアンデッドは大量にいるはずですので、彼らの攻撃全てに最大で+6されるというのは非常に大きいものになります。

アンデッドは通常あまり強くないため、損耗も激しいでしょうが、現地で補充ができるはずなので何も問題はないでしょう。現地調達しやすいのは恐らくスケルトンではなくゾンビのはずです。(理由は分かりますよね)

しかし、攻撃の機会を考えると、スケルトンにショートボウを撃たせた方が、ダメージを与えるチャンスは多くなるはずですので、スケルトンを入手できるタイミングがあったら入手しておきましょう。

彼らの武器は、元のデータブロックをそのまま使う場合は不要でしょうし、DMが武器を要求してくるのであれば余分に購入しておきましょう。

その場合は、データブロックに書いてあるよりも強力な武器を買ってしまうのも手です。ゾンビに両手武器などを持たせることを検討していいかもしれません。

どこまで彼らが武器に習熟しているかはわかりませんが、少なくともスケルトンはショートソードとショートボウは習熟しているように見受けられます。

ゾンビ軍団が、よりタフで、より大きなダメージを与え、さらに1回の詠唱で通常の倍増えることがどれほど効果的かを見てみてください。

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アンデッド慣れ

10Lv以降、君は死霊ダメージに抵抗を得る。また、君は最大ヒットポイントの値を減少させられることがない。

モンスターマニュアルにおいて、死霊ダメージを与えてくる敵は20体少々います。

これは火や毒といったよりメジャーなダメージを与えてくる敵の半分ほどですが、全く遭遇しないわけではありません。

さらに興味深いのは、最大ヒットポイントの値を減少させられることがないという点です。死霊ダメージも、この特殊効果も主にアンデッドが使ってくるものであり、あなたは文字通りアンデッドに慣れ、アンデッドに強くなっていると言って良いでしょう。

この効果は稀ではありますが、最大ヒットポイントを下げられると回復が阻害されたり、クリティカルが出たときに即死してしまう可能性が高まるため厄介です。

よい能力ではありますが、あなたはウィザードであり、アンデッドの軍団を所持しているはずであり、彼らが壁になっているはずです。

通常ダメージを受けてはいけないし、ましてや生命吸収のような特殊攻撃の対象になってはいけません。同じ理由で、最大ヒットポイントが減らないことは喜ばしいですが、殴られただけであなたは大変なことになるはずです。

そのため、この能力はどちらも良い能力ではあるものの、あなたの立ち位置にはあまりマッチしていないと言えます。一種の保険のようなものですね。

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アンデッド支配

14レベル以降、君は魔法を用いてアンデッドを支配下に置くことができる。
たとえそれが他のウィザードの生み出したものであったとしても、君は1回のアクションとして、君から60ft以内におり君から見えるアンデッド1体を選択する。
そのクリーチャーは棋院のウィザード呪文セーヴィング・スローに対して【魅力】セーヴィング・スローを行わなければならない。
セーヴが成功したなら、君はもはやそのクリーチャーにこの特徴を使用することはできない。
セーヴが失敗したなら、君がこの特徴を再び使用するまでの間、そのクリーチャーは君に対して友好的になり、君の命令に従う。
知性あるアンデッドを支配することはより困難である。
目標は、もし【知力】8以上あるなら、このセーヴィング・スローに有利を得る。さらに目標がセーヴィング・スローに失敗しても、【知力】12以上あるのであれば、同じセーヴィング・スローを1時間経過するごとに繰り返せる。セーヴに成功して自由になるまで。

この能力は非常に素晴らしいものです。一見”退散”系の効果に似ていますが、モンスターを恐怖させるのではなく、完全にあなたのものになります

ほとんどの場合、アンデッドにチャーム系の呪文は効きません。

つまり、あなたはかなりレアな能力を手に入れたことになります。特にリソース消費もないのが良いですね。

アンデッドは全体的に驚異度の高いクリーチャーも多く、彼らを支配できるのはとても良いことです。彼らのダイスの出目が低ければ、殆どのアンデッドがあなたの配下になります。

理論的には、巨大な骸骨のドラゴンや、リッチ、ヴァンパイア、マミーキングなども手下にできるのです。

問題としては、【知力】に制限があるため、【知力】8以上のモンスターを捕まえるチャンスが少なくなっています。

また【知力】12以上の場合は一定時間ごとに再セーヴが発生するため、支配し続けることは不可能です。

そのため、前述した高レベルのアンデッドは永久支配することはできません。彼らは優れた【知力】と【魅力】を持っているからです。

また、これは「抵抗されると二度と同じ目標に使えない」という数少ない能力の一つです。大休憩をとったとしても免疫は維持されており、これは非常に珍しいことです。

しかし、これはアンデッドであれば何でも対象に取れ、殆どのクリーチャーが習熟を持っていない【魅力】セーヴを対象としており、決まった場合かなり壊滅的な効果を生み出します。

【知力】の高い相手には再セーヴされるとはいえ、それでも一時間の猶予があり、その場にいるそれ以外の敵を倒しつくしてから、彼らに奉仕させ、情報を吐き出させてから自害させることは容易に可能でしょう。

リソースもいらず、有利とはいえ対アンデッドに唱えるだけならとりあえずやってみても良い能力です。もし相手のセーヴを不利にさせる効果があるのであればなおさら有効でしょう。

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死霊術の学派に対する見解

死霊術の学派はLv6の能力を核とした、大量の物量で戦いたいと思っている人にピッタリのクラスです。

メカニズム的には対アンデッド用能力、召喚バフ、そして少量のヒーリング能力となっており、召喚するアンデッドも壁として扱えることから、総じて防御的なウィザードサブクラスと言えるでしょう。

対アンデッド用の能力は、特にLv14の能力が出目次第でシナリオボスを一発で撃破できる素晴らしい可能性を秘めています。

問題は世界観的な死霊術に対する扱いで、あなたのアンデッド軍団をダンジョン内はともかく街中では当然引き連れることはできませんし、屋外でも、あなたたちと遭遇したクリーチャーが友好的でなくなる可能性は大いにあります。

社交的やりとりに見えないペナルテイを負っていると言ってよいでしょう。

拠点でアンデッド軍団を作っていけないとなると、当然現地で作り始める必要があり、そこがファインド・ファミリアなどと違い、多少呪文スロットを圧迫する可能性もあります。

しかし一度死体の供給が始まってしまえば、後は歯向かってくる敵を返り討ちにしつつ新たな手下を生み出すことが可能になるでしょう!

通常と一味違った戦い方があって面白みがあるサブクラスです。ぜひ使ってみてください。

ホビージャパン ダンジョンズ&ドラゴンズ プレイヤーズ・ハンドブック第5版 TRPG
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nullpoint999

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