D&D5eウィザードサブクラス攻略/力術の学派

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多くの人にとって力術の学派は、ウィザードサブクラスの中でもお気に入りの学派であると思われます。

彼らは、悪役に巨大な火の玉をぶつけるイメージを最も強く反映したウィザードであり、何と言ってもかっこいいからです。

力術の学派は、敵にダメージを与えることを目的としており、その方向に特化しています。

殆どの人は、ファイア・ボールやライトニング・ボルトと聞いて、何を行う呪文なのか、簡単に理解することができますが、この学派は、いわゆるそれらの「看板」呪文を最も使いこなすことができる学派であると言えます。

さっそく、彼らの研究の内容を見に行ってみましょう。

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力術の専門家

この学派を2Lvで選択すると、力術を魔法書に記すための時間と金額が半分になります。

さて、類似の能力よりもこれは使いやすいです。

呪文書を配ることに長けたDMならば、ほとんどの敵ウィザードは力術の呪文を持っています

これによって、あなたは基本的な呪文(ファイアー・ボールなど)を安く仕入れる可能性が大きく高まります。

残念ながら、呪文の巻物の方からの入手はあまり期待できません。巻物に力術はあまり書かれていない傾向があります

この学派にとって必須であり、この能力に頼らず自分で取得するべき魔法は、“範囲にダメージを与えることができる力術呪文”です。

そのため、前述したファイア・ボールなどの呪文は、敵がそれまでに落としてくれれば良いですが、自然に覚えられるLvまでに見つからなかった場合、自分で準備した方が良いでしょう。

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呪文効果範囲操作

2Lv以降、君は力術呪文の範囲内に、安全な穴を作ることができる。
君が、君から見えるクリーチャーに作用する力術呪文を発動する際、それらのクリーチャーのうち、最大で(1+呪文レベル)体までのクリーチャーを選択できる。
選択されたクリーチャーは自動的にその呪文に対するセーヴィング・スローに成功する。
もしその呪文が、セーヴに成功すれば半分のダメージを受けるものであったならば、選択されたクリーチャーは一切ダメージを受けない。

実用性が高く、非常に良いですね。範囲攻撃が得意な学派の象徴のような能力です。

ウィザードになったあなたは、ファイア・ボールが全てを解決できるような状況を何度か見てきたことがあるかもしれません。

しかし、一度乱戦が始まってしまい、ファイア・ボールを撃つと仲間のファイターやバーバリアンたちも焼け死んでしまうため悲しい気持ちになったこともあるはずです。

あるいは、ファイア・ボールを放てば、人質となった人々を今まさに邪神への生贄に捧げようとしている狂信者たちを一網打尽にできるかもしれません。…しかし、人質たちも焼け死んでしまいます

なんと、この学派はそれらを一切心配する必要がなくなります

セーヴィングが可能なダメージを与える力術呪文は、セーヴが成功したときにダメージが半減になります。

シャター、ファイアー・ボール、ライトニング・ボルト、コーン・オブ・コールドなど、主要なダメージを与える力術呪文のほとんどすべてがそうです。

そして、1レベル呪文では2体まで、5レベル呪文では6体までの対象をダメージ計算から除外することができます。

高レベルになるほど効果範囲も広がる傾向があるため、これはとても良いです。

注意しなければならない点は、この保護の対象にするには、対象者があなたから見えていなければならないということです。

自分自身も見える扱いですので、あなたは自分の足元にファイアー・ボールを打ち込んでも基本的に大丈夫のはずですが、周辺が暗闇だった場合は気を付けてください。

あなたが盲目状態だったり、あなたのいる場所が暗闇だったりして、あなたが対象者を視認できていない場合、あなたのファイアー・ボールは全員を巻き込みます。

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初級呪文強化

6Lvで、君の初級呪文のうちダメージを与えるものは、直撃を避けても効果を及ぼすようになる。
クリーチャーが君の初級呪文に対するセーヴィング・スローに成功しても、そのクリーチャーはダメージの半分を受けるようになる。
それ以外の追加効果は受けない。

通常、初級呪文はセーヴに成功されると効果を全く与えませんでした。

この能力を獲得することによって、Lv1以上の呪文を使ったときのように、セーヴに成功されてもある程度のダメージを保証してくれるようになります。

この能力は力術に限定されていません。

セーヴ結果によってダメージを与える初級呪文ならば何でも良いのです。

ザナサーの百科事典本まで含めると、セーヴ結果によってダメージを与え、さらに接触以上の射程を持つウィザード初級呪文は全部で六つ存在しています。

つまり、アシッド・スプラッシュ、クリエイト・ボンファイア、フロストバイト、インフェスティション、ポイズン・スプレー、トウル・ザ・デッドです。

これらのラインナップは問題ありません。初級呪文ながら範囲、継続ダメージ、デバフ、瞬間火力と一通り揃っているため、扱いにくいということもないでしょう。

小さな懸念があるとすると、これらの魔法は最大でも射程が60ftまでのものしかないということですが、これが問題になる事態はあまりないでしょう。

折角の能力を活かすために、力術の学派に進むつもりがあるのなら、キャラ作成の段階でこれらの初級呪文を覚え、使うつもりでいると良いでしょう。

残念ながら、ファイアー・ボルト、レイ・オブ・フロストと言った攻撃ロールが発生する呪文にはこの効果は適用されません。

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力術強化

10Lv以降、君は自分が発動するあらゆるウィザード力術呪文に対して、その呪文の1回のダメージ・ロールに【知力】修正値を加算できる。

この追加ダメージはいくつかの理由で非常に素晴らしいです。

もし【知力】を上げ続けていた場合、Lv10時点で【知力】は20に到達しており、修正値は+5です。

この+5のボーナスダメージを、あらゆるウィザード力術呪文に適用することができます

あらゆるウィザード力術呪文というのは、初級呪文も含まれます。よって、力術の初級呪文を積極的に使う理由がここでできました。

ダメージを与える力術初級呪文というのは、またしてもザナサー本環境までで、かつ射程が接触以上の呪文を挙げるとファイアー・ボルト、フロスト・バイト、レイ・オブ・フロストの三つが存在しています。

ここでピンとくるかもしれませんが、フロスト・バイトは前述した”初級呪文強化”の対象でもあります。

つまり、力術の学派ウィザードにとってフロスト・バイトは超効率的な呪文になっており、この学派のウィザードは何はともあれフロスト・バイトを取るべきであると言うことができます。

ダメージ+5というのは、ダメージダイスにD10を追加で振っているようなものであり、元々あまりダメージが高くない初級呪文にとってはかなり大きな補正値になります。

初級呪文以外にも、このダメージアップ効果を素晴らしいものにしているものがもう一つあります。

それは範囲ダメージ呪文です。

代表的な力術の範囲ダメージ呪文というと、バーニング・ハンズ、シャター、ファイアー・ボールなどが挙げられます。

範囲ダメージ呪文によって、複数の敵にダメージを与えたときも、ダメージとして振るダイスは一括で振ることになっています。

つまり、あなたが五人の敵にファイアー・ボールでダメージを与えたのならば、この”力術強化”の能力によって、合計で25点ものダメージを増やしたことになるのです!非常に大きい!

敵を巻き込めば巻き込むほどダメージ上昇効率は上がりますし、何より力術の学派は範囲攻撃で味方を巻き込む恐れもありません。全ての能力にシナジーが発揮できています

少し残念なところとしては、この効果は1回のダメージロールに対して効果を適用するため、スコーチング・レイマジック・ミサイルのような、範囲攻撃ではないが、複数回ダメージを与えるような呪文に対しても、そのうちの1回分しかダメージを加算することができないということです。

とはいえ、単体への瞬間火力が必要な局面ももちろんありますし、力術呪文で攻撃している限り、他の学派のウィザードよりも効率的にダメージを与えることができるのは間違いありません。

また、力術以外のダメージ呪文にはこの効果を適用することはできないことに注意してください。

力術の呪文はダメージを与える呪文が必ず各レベルにいくつか存在しているため、実際にダメージを与えられず困ることはないと思いますが、呪文を習得する際に、必ず系統を確認するようにしてください。

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限界突破

14Lv以降、君はダメージを与える1~5Lvウィザード呪文を発動するさい、その呪文の最大ダメージを与えることを選択してもよい。
ただし、大休憩を終える前にこの特徴を2回使った場合、呪文を発動した直後に(呪文Lv*2)D12の死霊ダメージを受ける。
この死霊ダメージは、3回目、4回目と、回数を重ねるにしたがって、受けるダメージの倍率もその回数の値になる。(たとえば、この特徴を3回目で使用し、使用した呪文が3lv呪文であったならば、(3*3)D12、つまり9D12死霊ダメージを受けることになる)
このダメージは抵抗や完全耐性を無視する。

このレベルに至って、力術の学派はさらなる破壊的な力を手に入れました。

コーン・オブ・コールドを唱え、この能力を使うと64点。力術なので+5の補正が入り69点もの範囲ダメージを与えます。

同じ理屈で、5Lvスロットを使ったファイアー・ボールでは65点です。

イモレーションは53点のダメージと、24点の継続ダメージを与え、また5Lvスロットを使ったウォール・オブ・ファイアーは53点のダメージと、48点のダメージエリアを作り出します。

これは明らかに強力で、あなたの与えるダメージを爆発的に押し上げるでしょう。

与えるダメージを期待値で計算していた場合、この”限界突破”を使うことで実質的にダメージは二倍になります。

“限界突破”の効果を適用できるのはLv5の呪文までですが、この能力を用いると、あなたの与えるLv5の呪文は、もはやLv7やLv8の呪文の平均値より高まることになります。

威力だけなら圧倒的であり、文字通り全てを焼き尽くすことができるでしょう。

しかし、あなたは同時に、D12を基準とした反動ダメージを見て少し不安に思ったかもしれません。

ウィザードクラスはヒットダイスがD6のクラスであり、受けるダメージ量がいささか大きいように見えるでしょう。

えー。その予感は完全に正しいと言わざるを得ません。

この”限界突破”は反動のない最初の一回目は5Lv呪文で使うべきでしょう。

2回目に限界突破した5Lv呪文を使った場合、10D12の死霊ダメージを反動で受けることになり、これは平均すると65点です。3回目を使用すると15D12で97点になります。

このLv帯のウィザードのヒットポイントは、多く見積もっても100点前後でしょうから、これはかなり致命的なダメージと言えます。

しかしあなたには、2回目以降は低いLvの呪文で限界突破を使うという選択肢もあります。

例えば3Lv呪文なら、2回目の使用時の反動は期待値で39点、3回目で58点です。先ほどよりは耐えられそうな気がします。

もちろん、ヒットポイントが0になってしまっても構わないのであれば、遠慮なく最大の呪文で使ってしまいましょう。

ヒットポイントは0以下にはならないため、あなたの仲間が直後に回復呪文で起こしてくれるのであれば何も問題はないでしょう。

注意するべきなのは反動ダメージによる即死です。

通常、最大ヒットポイント以上のダメージを受けたときの即死ルールは、低レベルのときだけ気を付けていればよく、レベルが上がってくるとあまり気にならなくなりました。

しかし、”限界突破”での反動ダメージは、ウィザードの最大ヒットポイントの低さも相まって、上振れすると出てしまう可能性があります。

もちろん、このレベルまでくると敵が気軽に即死させてくることもありますし、リヴィヴィファイやレイズ・デッドなど蘇生のための呪文も充実していることでしょう。

ただし、これらの呪文はやはり仲間にとっては大きな負担になります。

あなたが無茶をできるのは、常にパーティのバックアップがあってこそだということを忘れないでください。

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力術の学派に対する見解

力術の学派は、ダメージを出したいウィザードたちにとって最良の学派の一つです。

あなたは、他のどの学派のウィザードよりも、範囲ダメージ呪文を上手に使いこなすことができ、また、他のどの学派のウィザードよりも、範囲ダメージ呪文の火力を出すことができます

効果範囲を調整しないと味方を巻き込んでしまうなど、小難しいことを一切考えず、大火力を投射することができるため、初心者のプレイヤーにも簡単に扱うことができます。

力術の学派のウィザードは、ダメージを与えること以外には興味がなく、能力によって利便性を高めてくれるわけではありません。

しかし、戦闘においては、あなたは唯一無二の火力支援を行うことができるため、それらは些細な問題です。

ダメージが上がる効果を適用できる呪文は限られていますが、それは裏を返せば、ウィザードの膨大な呪文リストの中から、見るべき呪文が絞られていると言い換えることもできます。

それもまた、初心者に優しい仕様になっていると言えるでしょう。

非常に分かりやすく強力な能力を持っており、後衛から大きなダメージを与えたいと思っている人にはピッタリなクラスです!

全ての敵を焼き尽くしてしまいましょう!ぜひ使ってみてください。

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nullpoint999

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