ボードゲーム「ザ・クルー」プレイ感想。ありそうでなかった協力型トリテの傑作。2020年エキスパートゲーム大賞受賞作!

ボードゲーム

未知の惑星、第九惑星が発見された!我々は勇敢な宇宙船クルーであり、この第九惑星を目指すという使命を帯びたのだった…前途多難なこの旅の果てで、いったい何を見て、何を迎えるのだろう…。

という感じの壮大なストーリーが(恐らく)バックにある、トリックテイキングゲームです!!

つまり何度でもできるカードゲームです!!!!

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プレイ感想

ザ・クルーは、プレイヤーたちは宇宙船の乗組員となって、未知の第九惑星を目指す…という設定のゲームです。

ゲームジャンルは協力型のトリックテイキングとなり、全50あるミッションをこなしてストーリーを進めていくという形になります。

特に前のミッションをやっていなければ先のミッションができないということもありませんので、途中からミッションを始めてもOKです。

2020年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞も受賞した、渾身の良作です!

さて、世の中にトリックテイキングというジャンルのゲームは数多くあれど、中々「協力型」のトリックテイキングというのは今までありませんでした。

全員が手番でカードを一枚ずつプレイし、その勝者が出されたカードを回収するというシンプルなトリックテイキングのルールをそのままに、ミッションという形で「特定のプレイヤーが特定のカードを獲得すること」と言ったような勝利条件が設定され、その条件に向かって皆で協力しあうという内容になっています。

これだけ聞くと意外と簡単そうな印象を受けますが、実際にプレイしてみるとこれが中々難しい、そして楽しい。

というのも、このゲームは基本的にカード内容についての相談、つまり会話が禁止です。

これは設定的にプレイヤーたちが宇宙空間にいるからで、真空状態では言葉を発することができないからです。

あのカードを出してほしい(出してほしくない)けどそれを伝えることができない。そのジレンマがこのゲームの難易度を上げています。

しかし、1ゲーム中に1回だけ、通信を行うことで、ちょっとしたヒントを送ることができるというのも面白いポイントでしょう。このヒントを駆使して、相手の意図を理解し、ミッション達成を目指すのです。

トリテに慣れたメンバーであっても、ミッション数が上がってくると普通に難しい内容になり、何度も失敗します。

しかしトリテをプレイしたことがないような人であっても、最初のミッションは比較的やさしいので、チュートリアルのような形で、少しずつトリックテイキングとはどういう遊びなのか?を学びながらレベルアップしていけるのが良い要素だなと思いました。

カードについての会話が禁止なので、協力型ゲームにありがちな奉行問題もおこりませんし、失敗したとしても終わったあとにカードの出し方やヒントについての感想が言い合えるのが面白い。成功したら難しいミッションをやりきった達成感が味わえる。

成功しても失敗しても、どちらに転んでも美味しい優秀なゲームといえるでしょう。

そして、一戦一戦のプレイ時間が短くて軽いため、すぐ次のミッションに行ったり、再戦したりということがしやすいのもポイントが高いです。

仲間内でワイワイやりながら、ちょっとした時間にプレイするゲームとして優秀なゲームなのではないでしょうか。日本語版はGPさんから発売されます。

ぜひ一度、トリテをやったことがない方はもちろん、トリテはちょっと苦手…という方も協力型で新たな視点を、もちろん変態トリテ大好きだぜという方にも、あらゆる方にオススメできるゲームだと思いますので、体験してみてください!

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