先日、ラビットホール渋谷店にて公演中のマーダーミステリー「裁くもの、裁かれるもの」に参加して参りました。
法廷マーダーミステリーと名前が付けられている通り、普段のマダミスとは一味違った、現実の裁判のような雰囲気を楽しむことができますよ。
あらすじ
被害者の名前は,吉岡さとる。
胸から血を流し倒れているところを発見された。
被告人は,花宮真琴。
被害者の胸を刺してしまったと,自供している。
検察官は,被告人を殺人罪で起訴。
弁護人は,正当防衛により無罪を主張した。
これは法廷内で真実を追求する新ジャンル「法廷マーダーミステリー」。
裁くものと裁かれるもの,あなたはどちらの人生を歩むことになるのか。
プレイ感想
公式サイトにもありますが、このマーダーミステリーはチーム戦となっています。
即ち、裁判官チーム、検察官チーム、弁護人チームです。
検事や弁護人、そして裁判長や現場の刑事、被告人や証人と言った各種役職及びそれぞれのチームに分かれ、「自分のチームに有利になるように判決や議論を誘導する」という、通常のマダミスとは違ったプレイ感を楽しめる公演でした!
普段のマダミスですと、何となく最初は全員で事件の犯人捜しをする「ふんわりした協力ゲーム」みたいな雰囲気があったりしますが、この公演は最初からチームが分かれているためバチバチです。
いつものマダミスより、活発な議論が行われるため、ディベートや討論が好きな人にはピッタリハマる公演になっているのではないでしょうか。
もちろんディベートそんなに得意じゃないよと言う方も、そこまで議論の矢面に立たない役職もあるので、チームメンバーのサポートとして活躍することもできます。
私もそこまでディベートは得意ではありませんが、しっかりと楽しませて頂きました!
後は、他の公演に比べて、非常に文章量が多い(!)ということが挙げられます。
というのも、個人個人に渡されるハンドアウトはもちろん、実際に裁判で使われるような資料などがあるからなんですね。
時間内に熟読しきるのは中々大変でしたが、実際にゲームが始まり、裁判資料と証言などを照らし合わせていく様、そして違和感を感じたら「異議あり!」と矛盾を指摘する様はまるで某裁判ゲームのような雰囲気を味わえることでしょう。
総じて、満足度は非常に高かったです。
ただ、初めてのマーダーミステリーには向いてないかもしれません。
どちらかというと何となくマダミスの雰囲気が分かってきた経験者向け、ちょっと普段と違う趣向でマダミスをやってみたいなと思った方向けの公演だと思います。
面白いですよ!暫くはラビットホールで公演が続いているみたいなので、ぜひ体験してみてくださいね。
コメント