先日、チックタック:二人のための物語(Tick Tock: A Tale for Two)というゲームをプレイしました。
二人用の脱出ゲームというコンセプトで作られた本作は、お互いに「協力」することで謎を解き、ストーリーの先へ先へと進んでいきます。
北欧のおとぎ話のような幻想的な世界の中に入り込み、今までありそうでなかったシステムを使って探索を進めていくのが面白かったです!
マルチプラットフォームに対応した作りになっているため、Nintendo Switch、PC、Mac、iOSまたはAndroidで遊ぶことができます。
通話ソフトを用いることで遠隔地にいる友達とも同時プレイができますので、ぜひこの不思議な旅をお友達と一緒に体験してくださいね。
ストーリー
『チックタック:二人のための物語』で、あなたと友人は、天才時計職人アマリー・ラブンによって作られた奇妙な世界のなかで目を覚まします。
二人の目的はここから生きて脱出すること。
しかしそのためには、不穏で謎に満ちた時計仕掛けの世界をくまなく探索しなければなりません。
物語の核心に迫りこの世界から逃げ果せるためには、お互いのスクリーン上で起こる出来事を共有し情報を組み合わせることが大切です。
このナラティブアドベンチャーゲームではあなたのコミュニケーションスキルが物を言います。
目の前で起きていることを話し合い、指示を伝えあって、聴こえる音に注意深く耳を傾けてください。ただし、時間は刻一刻と流れているということをお忘れなく。
プレイ感想
ベーシックな謎解きながら、実際に二人で“協力”しないと先に進めない作りになっているオンライン謎解きならではの体験を味わえました。
どう“協力”しなければならないのかというと、二人のプレイヤーに与えられる情報がそれぞれ違うのです。
ゲーム開始時点で、参加者はプレイヤーAかプレイヤーBのどちらかを選択し、お互いのストーリーを進めていくことになります。
ストーリー自体は二人ともほぼ変わらないのですが、画面に表示されている情報が違うのです。
プレイヤーAで得た情報をプレイヤーBに伝えることで初めて謎が解ける…と言ったような「情報の非対称性」が楽しい作りになっていますよ。
幻想的な世界観も相まって、濃密な時間を過ごせることは間違いないでしょう。
プラットフォームによる違いもありませんので、片方の人がPCで、もう片方の人がNintendoSwitchだったとしても通話さえできればプレイできてしまうのも嬉しいところです。
ストーリーは章仕立てになっており、最終章は少し難しくなっていますが、難易度も高すぎる!ということはなく、じっくりと考えれば解ける…と思います。
順調に進めばプレイ時間は2時間、詰まっても4時間はかからないぐらいじゃないでしょうか。
総じて、非対称の情報をどう伝えるかというコミュニケーションが大事で、難しくはないけど頭を使ったな~と満足感が得られるゲームタイトルでした。
まだまだ外には気軽に出かけられないですし、せっかくの機会。
ぜひお友達を誘ってプレイしてみてくださいね!



コメント