「オブスクリオ」ボードゲームレビュー。古の魔導士の迷宮を協力して脱出せよ!

ボードゲーム

強大な力を求めてやってきた魔法図書館。

苦難の末一冊の魔導書を見つけることができた!

しかしそれを手に取ったとき、魔法図書館の構造が変化していく。

我々の中に魔導書を独り占めしようとする裏切者がいたのだ!

大迷宮と化し、無数の罠が張り巡らされてしまった魔法図書館を無事、脱出することはできるのだろうか!?

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「オブスクリオ」ゲーム概要

オブスクリオは非対象型の協力ゲームで、正体隠匿要素もあるイラスト連想ゲームです。

プレイヤーたちは一人が魔導書となり、魔法使いたちを導きます。

このゲームでは魔導書のプレイヤーのみ、最初から脱出に必要な「正解の扉」を知っています。

残りのプレイヤーは魔法使いと裏切者に分かれ、魔法使いは大迷宮からの脱出を目指します。

裏切者になったプレイヤーは正体を隠しつつ、大迷宮からの脱出を阻止しましょう。

各ターンでは「正解の扉」を選択することで、次の階層へ進むことができます。

何度も正解し、最後の扉を開けることができれば魔法使いたちの勝利。

「間違った扉」を選択すると失われるトークンがなくなってしまうと裏切者の勝利となります。

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各フェイズの流れ

フェイズ1:魔導書フェイズ

魔導書のプレイヤーが「正解の扉」と「ヒント用の扉」を秘密裡に確認。

その後、今回使う「罠トークン」を引き、効果を適用します。

魔導書プレイヤーは「矢印トークン」で「ヒント用の扉」に対して、正解の扉を表すような場所を指し示します。

そこまで魔導書が終えたら「ヒント用の扉」を全体公開します。

フェイズ2:裏切者フェイズ

「ヒント用の扉」を全員確認したら、一旦目を閉じ、魔導書と裏切者のプレイヤーだけが目を開けます。

裏切者はこのタイミングで、「裏切者専用の扉」が納められたブックレットから、今回の扉に近似している扉を何枚か任意に選び、ダミーの扉として魔法使いたちを惑わせることができます。

選択を確認したら、魔導書はそれプラス合計で6枚になるようにランダムで偽の扉を引き、正解の扉と偽の扉が混ざった状態にします。

フェイズ3:扉選択フェイズ

全員目を開け、6枚の扉の中から「正解の扉」を当てます。

各自が正解だと思う扉に自分のトークンを置き、誰か一人でも「正解の扉」を当てていたら次の階層に進むことができます。

このとき、間違ってしまった人数だけ魔法使いたちのHPともいえる「結束トークン」が失われます。

また、扉を選択する時間はお互いに相談ができますが、砂時計によって時間を管理されます。

時間がかかるほど、次の階層の罠が増えてしまうので気を付けましょう。

フェイズ4:裏切者告発フェイズ

フェイズ3で「結束トークン」の数が一定以下になってしまった場合、裏切者告発フェイズになります。

一定以下になっていない場合はフェイズ1に戻ります。

裏切者告発フェイズでは、プレイヤーの中の裏切者が誰だったかを当てます。

裏切者だと思うプレイヤーを一斉に指をさし、最も多数だったプレイヤーの役職を公開します。

そのプレイヤーが魔法使いだった場合、さらに「結束トークン」を追加で失います。

そのプレイヤーが裏切者だった場合、ゲーム終了まで裏切者はフェイズ3に参加できなくなります。

このフェイズ4は、裏切者が見つかるまで行います。

これを繰り返し、魔法使いたちが最後の階層を突破するか、結束トークンがなくなってしまうのが先かを競うゲームになっています。

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「オブスクリオ」の感想

「ミステリウム」や「ディクシット」によく似た連想ゲームで、より洗練されているなというのが一回目をプレイした印象でした!

というのも、「魔導書プレイヤー」いわゆる親の負担が格段に減ってラクになっています。

ミステリウムはプレイヤーごとにカードを配る必要がありましたし、ディクシットはお題を自分で考えてつけなくてはいけなかったため、この手のゲームでは親のヒント決めが最も時間がかかるポイントとなっていました。

この「オブスクリオ」では、予め示されたヒントカードに、矢印を載せるだけになっており、とても遊びやすく、また短い時間でプレイできるようになっています。

もちろん、プレイヤーに分かるようにヒントを出すのは難しいですし、裏切者が選択したカードや、山札から引かれたカードがよりそれっぽいカードが出てしまうこともあり、それがまた楽しいところでもあります。

また、このゲームでは「裏切者」という正体隠匿要素を入れていますが、人狼のように、裏切者を当てるのがメインではありません。ゲーム中は「カードについての話し合い」になりますので、ギスギスした展開にはならず、うまく要素を取り入れてきたなという感じです。

魔導書は終始喋ることができないのですが、裏切者フェイズで裏切者が、ヒントカードに近似したダミーカードを選ぶと、勝利条件は違うのにちゃんと意図したことが伝わっていることがなんだか嬉しくなってしまうのも面白いところです。

砂時計によって相談が長引くと不利になっていくシステムも相まって、非常に洗練されたイラスト連想ゲームだと思いました。

「オブスクリオ」「ミステリウム」「ディクシット」の中ではオブスクリオが一番好きかも。

ぜひ体験してみてくださいね。

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